今週は、施設での感染が増えていて、特に、小中学校や高校などでの感染例が複数、報告されています。
施設内での感染は、
▽10代未満では前の週から12.7ポイント増えて42.2%、
▽10代では前の週から15.7ポイント増えて45.4%と大きく上昇しました。
一方、施設での感染した人のうち、80代以上はおよそ35ポイント減って25.7%でした。
また、会食は7.3%とほぼ横ばいだったものの、専門家は「マスクなしの会食に参加して参加者全員が感染した例やバーベキューに参加して複数の人が感染したケースが見られた」と指摘し、マスクを外す機会が多い会食での感染に警戒するよう呼びかけました。
「感染の広がりを反映する指標」とされる、感染経路がわからない人の7日間平均は6月30日時点で300.9人で、前の週からおよそ40人増えました。
増加比は、6月30日時点で115.4%と前回から6.2ポイント上昇しました。
専門家は「感染経路がわからない人の数は3週連続して増加している。感染経路が追えない潜在的な感染拡大が危惧される。第3波では増加比が120%を超えたあと急激に感染が再拡大しており今後の動向に十分警戒する必要がある」と分析しました。
そのうえで「再拡大を回避するためには感染経路がわからない人の増加比をさらに低下させる必要がある。これまで以上に人の流れの増加を抑制するとともに、感染防止対策を徹底することが必要だ」と警戒を呼びかけました。
感染経路がわからない人の割合はおよそ59%と、前の週と比べて横ばいでした。
年代別では、20代から50代、それに70代で50%を超えています。
専門家は、「保健所の積極的疫学調査による接触歴の把握が困難な状況が続いている。その結果、感染経路がわからない人とその割合も高い値で推移している可能性がある」と指摘しています。
からの記事と詳細 ( 東京「4週間後 1日1000人超も」小池知事 リモート出席で危機感 - NHK NEWS WEB )
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