旭川医科大学の学長が大学の事務局に指示し、勤務実態のない学長補佐の男性にあわせて数百万円の報酬を支払わせていたと、大学の調査委員会が指摘していることが明らかになりました。今後、学長選考会議が不正な支出にあたるかどうか検証する方針です。
関係者によりますと、旭川医科大学の吉田晃敏学長はことし3月、「学長特別補佐」を務めていた男性が、去年6月ごろから病気で入院中だったにもかかわらず、報酬を支払うよう大学の事務局に指示したということです。
事務局は「勤務実態がない」としていったん拒みましたが、学長から「生活が成り立たないようなので出してください」などと指示される中で、複数回にわたり、あわせて数百万円を支払ったということです。
これらの内容は、外部の弁護士からなる調査委員会から指摘され明らかになったということで、大学の学長選考会議が今後、不正な支出にあたるかどうか検証する方針です。
旭川医科大学の吉田学長をめぐっては、新型コロナの感染者を大学病院で受け入れるよう進言した当時の病院長に対し、辞任を迫ったことが調査委員会によって事実だと認定されていて、今後、学長選考会議がパワハラにあたるかを判断し、学長を解任すべきかどうか審査することになっています。
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