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Monday, January 8, 2024

能登地震捜索を阻む雪、安否不明者は323人に増…3345人が孤立状態 - 読売新聞オンライン

 最大震度7を観測した能登半島地震から1週間となった8日、被災地では雪の影響で不明者の捜索や支援活動に支障が生じた。石川県内の避難者2万8160人の生活は厳しさを増している。同県によると、県内で確認された死者は168人、連絡が取れない「安否不明者」は323人となった。岸田首相は8日、今回の地震を「激甚災害」に指定する方針を表明した。

 能登地方では強い寒気が流れ込んだ影響で8日午前を中心にまとまった雪が降った。気象庁によると、正午までの24時間降雪量は七尾市で16センチ、 珠洲すず 市で15センチ、輪島市で9センチだった。

 国土交通省によると、復旧した道路の中で、雪による倒木で再び通行不能になった箇所もあるという。

 降雪のため、多くの倒壊現場などで捜索活動の中断を余儀なくされた。

 県は高齢者や障害者、妊婦など支援が必要な避難者に、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターへ移動してもらうことを計画し、室内に約250のテントを設置して8日に受け入れを始めたが、積雪のため輪島市や珠洲市は避難者の移動を中止。初日の利用者は15人にとどまった。約500人を収容可能で、9日から本格的な受け入れを始める。

 県は、同センターに一時滞在した避難者を、ホテルなど新たな避難先へ移動させる「2次避難」を進める。

 県によると、8日午後2時現在の死者は168人で、内訳は輪島市と珠洲市が各70人など。関係機関の情報を照らし合わせ、人数が増えた。安否不明者は情報を整理した結果、輪島市で前日から195人増となった。

 孤立状態にある住民は人数の把握が進み、計3345人となった。

 政府は激甚災害指定を近く閣議決定する方針だ。道路や農地の復旧事業に対する国の補助率が引き上げられ、地域を限定せずに被災自治体の負担が軽減される。

 首相は8日の非常災害対策本部会議で2次避難を加速する考えを示した。観光庁によると7日時点で石川、富山、新潟、福井4県のホテルなど計73施設で約2550人が収容可能という。

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