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Wednesday, January 10, 2024

地震被害小さい福井・あわら温泉でキャンセル相次ぐ…カニやスキーのシーズン、悩む関係者「利用呼びかけていいのか」 - 読売新聞オンライン

 1日に最大震度7を観測した能登半島地震を受け、福井県あわら市のあわら温泉で宿泊予約のキャンセルが相次いでいる。温泉街の被害は小さく、大半の宿泊施設が営業を続けており、関係者が懸念を深めている。県は風評被害を防ぐため、観光振興策を実施。福井来訪を呼びかけている。(佐藤祐介)

 1日の地震であわら市は震度5強を観測した。市によると、あわら温泉街にある旅館や民宿など全33施設のうち21施設で、配水管などにひびが入ったり敷地内の石灯籠が倒れたりしたものの、大半は利用客の受け入れに支障はなく、通常通り営業している。

 しかし、31日までの宿泊予約について5日朝までに2066件(計6870人分)のキャンセルがあった。今後もキャンセルが相次ぐ可能性がある。

 芦原温泉旅館協同組合の関係者は「カニやスキーのシーズンで、多くの施設が頑張って営業しており、足を運んでほしい」とする。一方で、別の関係者は「能登半島を中心に甚大な被害を受け、余震も続いている。今、利用を呼びかけてよいのか、正直わからない」と苦しい胸の内を語る。

 休館した施設もある。ある旅館は大浴場の浴槽や配水管にひびが見つかり、湯をためられなくなった。修復のため、8日から臨時休館している。ほぼ満室だった予約は軒並みキャンセル。ひびが入った箇所すべての特定に時間がかかるため、営業再開のめどは立っていない。

 旅館の担当者は「コロナ禍を乗り越えてようやくかき入れ時を迎えていた。休館はつらい決断だった」と話す。

 県は観光振興のため、9日から2月20日まで、県内の宿泊施設を利用した客に1人1泊あたり1540円分のデジタル地域通貨「はぴコイン」を贈るキャンペーンを拡充。北陸新幹線沿線など10都県だった対象を全国に拡大した。

 県の担当者は「『地震で北陸の観光施設すべてが営業できなくなった』との風評被害を防ぎたい」とする。

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