3日午前10時40分ごろ、神戸市北区有野町唐櫃の神戸電鉄有馬口駅で「人と電車が接触した」と、神戸電鉄から消防に通報があった。新開地発三田行き準急列車に、神戸市西区押部谷町の男性(84)がひかれ、現場で死亡が確認された。一緒にいた妻(78)も電車と接触し、軽傷を負った。兵庫県警有馬署などが詳しい状況を調べている。
同署によると、事故があったのは、改札とホームを行き来するための踏切。夫婦は有馬温泉に向かっていたといい、乗り換えのため、別のホームに移動しようとしていたという。
踏切で妻が遮断機の内側に転倒し、男性が助けようとしていたところに、電車が発車したとみられる。神戸電鉄は「運転士からは死角になっていた」と説明している。
電車の乗客約50人にけがはなかった。神戸電鉄は谷上-道場南口間と、有馬口-有馬温泉間で運転を見合わせた。上下線計60本が運休し、計7500人に影響した。
事故が起きた電車に乗っていた同市北区の男性(32)によると、電車は発車して間もなく緊急停止したという。男性は「1両目に立って乗っていたが、何かにぶつかったような衝撃は感じなかった」と話した。
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