これに対し、エルドアン大統領は「結果を待っている人たちがいる。アフリカの国々にとって重要な一歩を進められるだろう」と述べました。
これに先立ち、国連のグテーレス事務総長は先月31日の記者会見で、ロシア側に輸出再開に向けた新たな提案を伝えたことを明らかにし、トルコ側も期待感を示しています。
ただ新たな提案の詳細は明らかにされておらず、ロシアのラブロフ外相はロシア産の農産物なども滞りなく輸出されることが前提になると重ねて強調しています。
また首脳会談に先立ち、ロシア軍は4日、ウクライナ産の農産物の積み出し拠点があるウクライナ南部オデーサ州で2夜つづけて無人機による攻撃を行いました。
ロシア側が依然として強硬な姿勢を取り続ける中、仲介役のエルドアン大統領によるプーチン大統領への直接の働きかけで、ウクライナ産の農産物の輸出再開に道が開かれるかが焦点です。
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