北関東で局地的に猛烈な雨 記録的短時間大雨情報が相次ぎ発表 - ウェザーニュース

東の海上から伸びるシアーライン（風の流れが変化する境界線）付近で低気圧が形成されました。非常に湿った空気が流れ込んでいるため、低気圧の周辺では雨雲が急速に発達し、茨城県から栃木県にかけて局地的に雨が強まっています。

アメダスの観測では栃木県真岡市で12時56分までの1時間に75.0mm、茨城県筑西市・門井では11時58分までの1時間に63.5mmを観測。解析雨量では1時間に100mm以上の雨が降ったとみられることから、気象台は相次いで記録的短時間大雨情報を発表しました。

発達した雨雲の周辺では突風も伴っていて、宇都宮市では最大瞬間風速22.0m/sを観測しています。

13時30分の時点で栃木県と茨城県には土砂災害警戒情報、大雨警報、洪水警報が発表中です。さらに宇都宮市の一部の地域には避難指示が発令されました。
» 現在の土砂災害危険度

低気圧の動きが遅いため、今夜にかけて雨雲の発達しやすい状況が続くとみられます。激しい雨による道路冠水や低地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒をしてください。
» 雨雲レーダー» 雨雲レーダー

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