ことし5月、川崎市の小学校で教諭がプールに水をためる際の操作を誤り、6日間にわたって水が出しっぱなしになっていたことが分かりました。
無駄になった水道料金は190万円余りで、市は教諭らに半額の弁償を求めています。
川崎市教育委員会によりますとことし5月17日、多摩区にある市立稲田小学校で、30代の男性教諭がプール開きに向けて水をためようとした際に操作を誤り、水道水が出しっぱなしになったということです。
用務員がプールを訪れるまで、6日間にわたって注水が続き、プールおよそ6杯分、2200立方メートルが無駄になりました。
水道と下水道をあわせた損害額は190万円余りで、市は半額のおよそ95万円について、男性教諭と校長に弁償を求めました。
男性教諭は「多くの人に迷惑をかけてしまったことを、大変申し訳なく思っています」と話しているということです。
川崎市教育委員会の小田嶋満教育長は、「市に損害を与えてしまったことに対し、深くおわび申し上げます。再発防止に努めます」とコメントしています。
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