北ミサイル発射は少なくとも発石川県沖ＥＥＺ内へ落下 小野田政務官 - 産経ニュース

北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、記者団の取材に応じる小野田紀美防衛政務官（中央）＝１５日午後、防衛省（中村雅和撮影）

小野田紀美防衛政務官は１５日、北朝鮮が日本海へ向けて少なくとも２発の弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内へ落下したと推定されると発表した。防衛省で記者団に明らかにした。政府は北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した。

北朝鮮は１５日、西岸付近から東方向へ少なくとも２発の弾道ミサイルを発射。いずれも変則軌道で１１分間飛び、石川県輪島市の舳倉（へぐら）島の北西約２５０キロのＥＥＺ内へ落下したと推定される。１発目は午後７時２４分に発射され、飛距離約８５０キロ、最大高度約５０キロ。２発目は午後７時３６分の発射で、飛距離約９００キロ、最大高度約５０キロだった。

防衛省が詳細を分析している。小野田氏は北朝鮮のミサイル発射に対し、「北朝鮮が連射した弾道ミサイルが日本のＥＥＺ内に落下したことに鑑みても国民の安全に関わる重大な問題」として強く非難した。

北朝鮮が弾道ミサイル発射　複数か、日本海へ落下

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