鹿児島県内の公立高校の複数の生徒が電子決済サービス「ＰａｙＰａｙ（ペイペイ）」を使って第三者から不正に送金させた疑いがあるとして、同県警が任意で事情を聞いていたことが学校への取材で分かった。県教育委員会は「生徒による詐欺の疑いがある事案で警察が捜査していることは承知しているが、詳細は不明」としている。
学校によると、今年３月頃、県警から「生徒に話を聞きたい」と連絡があり、４、５月に複数の生徒が事情聴取を受けた。学校側も生徒に聞き取ったところ、詐欺行為に関与しているとみられる生徒が複数いた。学校側は関わった具体的な人数については「明らかにできない」とし、「金額や手口の詳細は分かっていない」と説明している。
校長は「今回の問題を重く受け止めている。情報モラルに関する指導を徹底したい」と話している。
ペイペイは、スマートフォン上で買い物の決済ができるサービスで、銀行口座などにひも付けられており、利用者同士による送金もできる。
運営会社は、存在しないキャンペーンを装って送金させる詐欺事案が確認されているとして、「見知らぬ人との残高のやり取りをしない」などと注意を呼びかけている。
からの記事と詳細 ( 鹿児島の高校生、ペイペイで不正送金させ詐欺か…学校「県警が複数生徒を聴取」 - 読売新聞オンライン )
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