南米コロンビアで5月初旬、南部のジャングルに小型機が墜落して搭乗者の子ども4人が行方不明になっていた事故について、ペトロ大統領は9日、4人の生存が確認できたとツイッターで明らかにした。地元メディアによると、子どもらは軍に保護されており、衰弱しているものの命に別条はないという。
当局によると、事故は5月1日未明に発生。小型機がコロンビア南部の密林に墜落し、機体の残骸からは操縦士を含む大人3人の遺体が見つかった。だが子ども4人の行方が分からず、軍などが捜索を続けていた。地元メディアによると、軍の捜索隊は小型機の落下地点から離れた場所で、木の枝などで作られたシェルターや食べた形跡のある果物などを発見しており、生存者がいるとの見方を強めていたという。
この事故をめぐっては、ペトロ氏が5月17日、「4人が無事に発見された」とツイッターに投稿。しかし翌日になって情報が不正確だったことが分かり、ペトロ氏が謝罪する一幕もあった。ペトロ氏は今回、子どもたちが軍の治療を受けている写真を掲載し「ジャングルで40日間も行方不明だった子どもが生存しているようだ。コロンビアにとっての幸福だ!」と投稿した。
地元メディアによると、4人の子どもたちは13歳、9歳、4歳の姉弟で、失踪中に1歳になった乳児もいるという。(サンパウロ=軽部理人)
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