Pages

Thursday, April 20, 2023

「スターシップ」打ち上げ失敗、マスク氏は「数か月後の次に向け多くを学んだ」…早期再開に意欲 - 読売新聞オンライン

 【ワシントン=冨山優介】イーロン・マスク氏が率いる米スペースX社は20日午前9時33分(日本時間午後10時33分)、開発中の大型宇宙船「スターシップ」をテキサス州の施設から無人で打ち上げた。しかし、高度39キロ・メートルまで到達後、回転を始め、打ち上げから約4分後に空中で爆発した。

 スターシップは、今回初めて高度100キロ・メートル超の宇宙空間まで上昇し、地球周回軌道を飛行してハワイ州沖に着水する予定だった。マスク氏はツイッターで、「数か月後の次の打ち上げに向け、多くを学んだ」と述べ、早期の飛行試験再開に意欲を示した。

 スターシップは高さ50メートルの大型宇宙船で、最大で100人が搭乗できる。打ち上げ時の宇宙船とロケット「スーパーヘビー」の合計の高さは約120メートルに達する。将来的には打ち上げ施設などに着陸させ、回収して再利用できるように設計されている。

 スターシップは、実業家の前沢友作氏(47)が年内の実施を目指している月周回旅行や、米国主導の有人月探査「アルテミス計画」で使われる予定だが、今回の失敗でスケジュールが遅れる可能性がある。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「スターシップ」打ち上げ失敗、マスク氏は「数か月後の次に向け多くを学んだ」…早期再開に意欲 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/TMRhZCx

No comments:

Post a Comment