UAE=アラブ首長国連邦の宇宙センターでは、2019年から月面で稼働する探査車の開発を行ってきました。
開発された探査車は、最大都市ドバイの発展に貢献した前首長の名にちなんで「ラシド」と名付けられました。
最大の特徴は、月までの輸送にかかる費用を少なくしようと、軽い素材を組み合わせて重さを10キロに抑えたことです。
探査車の前後には高性能のカメラが取り付けられ、2週間、月面の様子を詳しく記録するということです。
宇宙開発に力を入れるUAE政府は、2117年までに火星に居住地を建設することを目標に掲げていて、その一環として2021年には火星の大気の観測などを行う探査機「HOPE」が火星の周回軌道に到達しました。
打ち上げ前、探査車の開発責任者ハマド・マルズーキ氏は、「探査車は軽くするため、何度も設計をやり直してようやく完成しました。私たちにとっては子どものような存在です。探査車が問題なく稼働し、月のさらなる解明に貢献することを願っています」と話していました。
からの記事と詳細 ( 月着陸船搭載のロケット打ち上げへ 世界初“民間”で月目指す - nhk.or.jp )
https://ift.tt/r6T8nsd
No comments:
Post a Comment