【ワシントン=淵上隆悠】米ジョージア州で6日、上院(定数100)選の決選投票が行われた。AP通信やCNNは、即日開票の結果、与党・民主党の現職ラファエル・ワーノック氏(53)の再選が確実になったと報じた。トランプ前大統領の推薦を受けた野党・共和党の新人ハーシェル・ウォーカー氏(60)は及ばなかった。11月8日の中間選挙の上院選で決まっていなかった最後の1議席だった。
この結果、来年1月招集の上院では、非改選を含めて民主党が51議席、共和党が49議席となることが決まった。上院では、採決で賛否同数になれば議長を兼ねるハリス副大統領が決定票を投じるため、すでに民主党が事実上の多数派となることは決まっていた。過半数を握ったことで、よりスムーズな法案審議や、政府高官人事、条約の承認などが可能になった。
共和党は、現有議席から1議席減となった。2024年大統領選への出馬を表明しているトランプ氏にとっては、注目の推薦候補がまた敗れる結果となり、更なる打撃となった。
CNNによると、開票率97%の時点で、得票率はワーノック氏が50・6%、ウォーカー氏が49・4%で接戦だった。決選投票は、11月8日の中間選挙で、出馬した3人がいずれも得票率50%に届かなかったため、州法の規定に基づいて実施された。
下院は、共和党が過半数を確保している。
からの記事と詳細 ( 米上院、民主党が過半数握る…ジョージア州決選投票で民主現職の再選確実に - 読売新聞オンライン )
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