新型コロナ 北海道内で４９７６人感染 前週比約１５００人増｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

２９日、道内では新たに４９７６人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され７人の死亡が発表されました。１日の新規感染者数は先週の土曜日と比べて１５００人近く増え感染拡大が続いています。

２９日に道内で発表された新規感染者数は、▼道が２５８９人、▼札幌市が１７８２人、▼旭川市が３６６人、▼函館市が１２４人、▼小樽市が１１５人のあわせて４９７６人となっています。
このうち道が発表した感染者数は医療機関の所在地別にみますと、▼石狩地方が３３８人、▼オホーツク地方が３０７人、▼十勝地方が２９９人、▼胆振地方が２８１人、▼空知地方が２２０人、▼上川地方が１６９人、▼釧路地方が１６２人、▼渡島地方が８０人、▼後志地方が７８人、▼宗谷地方が６７人、▼根室地方が５１人、▼日高地方が４８人、▼留萌地方が４５人、▼桧山地方が２４人、それに、▼道の陽性者登録センターが４２０人となっています。
１日の新規感染者数は先週の土曜日に比べて１４９１人増え９日連続で前の週の同じ曜日を上回っていて依然として感染拡大が続いています。
またこれまでに感染が確認されていた人のうち、▼道が９０代の女性１人と８０代の男性１人、５０代の男性１人、年代・性別が非公表の１人、▼札幌市が８０代の女性１人、▼旭川市が９０歳以上の女性１人、▼函館市が年代・性別が非公表の１人の死亡を発表し、２９日に公表された道内の死者は７人となりました。
これで道内の感染者は札幌市ののべ３６万６８３１人を含むのべ８３万７５８人となり亡くなった人は２７２３人となりました。

【指標でみる感染状況】
２９日時点の道内の感染状況について新型コロナウイルス対策を検討するためのレベル分類の指標に基づいて見ていきます。
【全道】
全道では▼病床使用率が３０.４％、▼重症者の病床使用率は３.２％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は５６４.８人となっています。
【札幌市】
札幌市では▼病床使用率が３７.０％、▼重症者の病床使用率は４.１％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は５２５.５人となっています。
【札幌市を除く地域】
札幌市を除く地域では▼病床使用率が２７.２％、▼重症者の病床使用率は２.７％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は５８８.７人となっています。
【前週比】
▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は、前の週と比べて▽全道が１.３８倍、▽札幌市が１.４２倍、▽札幌市を除く地域が１.３６倍と、いずれも１倍を超えています。
【まとめ】
▼病床使用率は、▽全道、▽札幌市、▽札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標の「２０％」を超えています。
また▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は▽全道、▽札幌市、▽札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標を大幅に超えています。

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