兵庫県の川西市役所の庁舎内に盗聴器が仕掛けられていたことが明らかになりました。盗聴器は入札に関連する部署の近くで見つかり、事態を重く見た市は警察に被害届を提出したということです。
10月26日、市役所の庁舎から不審な電波が発信されていることをTBS系の番組スタッフが見つけ、市役所に届け出ました。11月3日に番組スタッフと盗聴被害の調査会社らが庁舎内を調べたところ、4階フロアの総務部のキャビネット上にあった電源プラグを差し込むタップ部分に盗聴器が仕掛けられているのを発見したということです。盗聴器はプラグの分配器の形状をしていて、分解すると中から発信器などが見つかりました。 4階には市長室や総務部などがありますが、盗聴器が見つかったすぐ近くには秘密の情報がやりとりされる『入札関連の部署』もあります。
市によりますと、調査会社は『盗聴機器は一般に販売されているもので、機器内部の状況から最大1年前から設置されていたと思われる』と話しているということです。また、この機器から発信された電波は庁舎から半径200mの範囲でも拾えるということです。 川西市は「盗聴機器が設置されていたのは、不特定多数の職員が自由に出入りできる場所であり、ここで機密や個人情報に関する会話はまず行われていない」ということです。 また、川西市の越田謙治郎市長は「盗聴機器が設置されていた場所から考えますと、市の機密情報や市民の個人情報が漏洩した可能性は薄いと判断しています」とコメントしています。 事態を重く見た市は警察に被害届を提出したということです。被害が明確になっていないことから、警察では何者かが市役所に不法に侵入した建造物侵入容疑で捜査しています。
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