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Monday, October 11, 2021

超進化系コンパクトギター『AD-121』の見た目が最高にイカしてたから使ってみた - Engadget日本版

gunbenin.blogspot.com
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AFU STOREがGREEN FUNDINGにて折りたたみ式の超コンパクトギター『AD-121』のプロジェクトを実施中です。価格は1セット10万9800円(本来の定価)ですが、24%OFFの8万3980円など割引価格で購入できます。

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筆者は趣味の一つにギター演奏があるんですよ。基本的にエレキギターをポロポロと弾いています。サボりサボり続けているという感じなので、始めてから数年経つ気もするんですが素人から全く成長しないという.....。何事も継続が大事ですよねぇ。

とか何とか言ってたら今回なんとギターを試用させてもらえる機会が!とても嬉しいですね〜。

今回は折りたたみ式のコンパクトギターとのことなんですが、筆者はトラディショナルなギター以外をちゃんと使うのは初めてなんですよね。こういうギターはアクが強そうというか、調整が大変そうだったり音はそこまで期待できないんじゃ....?とか偏見ばかり募っていますが、果たしてどうでしょうか。

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まずは取り出してケースの上でパシャリ。ケースは厚手で楽器をしっかり保護してくれます。これ単体で買おうとすると高いんだよな....って感じのケース。ここがもう嬉しい!

ギターの全長は768mm。指板はFenderギターと同様のロングスケール(648mm)を採用かつ、ピックアップもSSH配列を採用した本格仕様。スペック的には通常のギターとほぼ変わらないため全長はそれなりにありますね。

折りたたんだ状態での幅は126mm。この状態はコンパクトと言えるでしょう。厚みは61mm。

重量は2.7kg。通常のギターと比べたら十分軽い部類に入りますが、ボディ材にアルミニウム合金が使われているため持った感じは結構ずっしりとしてます。

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筆者が日常的に使っているギターケースと比較。通常のものは背中〜お尻まで一気に覆われる感じ。比べて『AD-121』は一回り以上小さいですね。楽器持ったままでも平気で狭い飲食店に入れそうな取り回しの良さ。

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さりげにロックピンが採用されているあたり実戦仕様ですね

ブリッジ側の構造。写真上のナットのような突起、ここを回してチューニングします。手でも回せるくらいの固さでした。

他にもヘッドフォンアンプを搭載。そのためヘッドフォンのインプットジャックと充電用のUSBポートはMicro USB端子となっています。アパートなどで練習したいという時に大変便利ですね。超いい音!とはいきませんがサクッと練習する用途なら不満はありません。

弦は通常のエレキギターのものを使用できるので特殊な弦を購入する必要なし。これが意外。自分のお気に入りの弦を流用出来るのは嬉しいですね。

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▲指板は黒々としたエボニー

見ての通りのヘッドレス。このおかげでポータブル性が向上しています。

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開いてみるとこんな感じ。283mmと一気に幅が変わります。グッといい見た目になりますね。座ったときでも弾きやすいようにボディの右側がカーブしています。細かい気配りがニクい。

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▲展開方法はこの通り。何を書くまでもなく超簡単。

ここで言っちゃっていいですかね。筆者が今回の製品で一番のお気に入りポイント。とにかく見た目が圧倒的に超かっこいい。ハイこれ、もうこれです。

Fender系のトラディショナルなシェイプを持ったボディ、デザイン上生まれる空間が唯一無二のかっこよさを際立てます。そして何よりボディ材であるアルミニウム合金の質感・色味が醸し出す近未来感がたまりません。デロリアンみたいでテンションが上がりまくりです。

余談ですが、スタジオで撮影している際にスタッフさんにこのギターを見られたりしたんです。100%の確率でかっこいいですね!!?と食いつかれました。男心くすぐられてるのは筆者だけでは無い様子。

さて、見た目でまだまだ語れそうですがそろそろ演奏性のインプレを。

▲ピックアップセレクター上から順番に切り替えてます。

ボディシェイプが身体にフィットしてくれるのでコードストロークやカッティングはしやすかったです。手首を置く場所を安定させるのが難しくアルペジオやブリッジミュートは少し苦戦しました。

クリーンは全体的にコンプがかかったような、ちょっとチープで独特な音に感じましたがこれはこれでいい感じ。ペナっとした感じに愛着を覚えました。

▲なんとな〜く弾いてたカッティング。どクリーンなんですがコンプレッション感ありますよね。

ここで残念なことが。筆者の試用した個体はかなりチューニングの狂いやピッチの緩さが目立ちました。最初の試用時は全くチューニングが合わず、ギター弦の巻き方を変えて張り直したり、弦高調整をしたりと、かなりの時間をかけて状態調整をしましたね。通常のギターより構造も複雑なのでなおさら時間のかかる作業になったと思います。それでも5分〜10分ほど弾き続けるとどうにもチューニングが甘くなっていくような....。ちなみに動画はどれも5分ほど弾き続けたところを採用しているのですでにチューニングの甘さが見られます。その甘さを伝えたいので敢えてこのまま載せます。購入した方のもとに届く際には改善されていることを切に願うばかりですね。

なお、今製品はアームも付属しているのですが使うとどうしてもチューニングが安定しなくなるため装着していません。

続いては歪みパート。

▲チューニング合わせ直して弾きましたがまだチューニング甘い.....

リアがハムバッカーなだけに歪みのノリは良好。パワーコードでガンガン弾くようなプレイは爽快です。音が軽いキャラクターなのでギタボーカルやバッキング時に重宝するかもしれませんね。ダウンチューニングでヘビィなリフを弾くのはちょっと映えないかもしれませんが、基本的には器用な音といった感じ。シングルコイルとの音量差は結構ありますので、ライブに持ち出すなら音量バランスを解消する工夫が必要。

以上、音色は想像以上に使える幅があるなギターでしたが調整が難しい一面もあり、ちょっと曲者でした。取り回しの良さ・見た目のかっこよさは間違いありませんし、ライブでも使える機能性も備えています。ドンピシャでハマる人多いかと思いますのでしっかりメンテナンスして自分の一本にしたいですね。

折りたたみ式の超コンパクトギター『AD-121』のプロジェクトを実施中です。価格は1セット10万9800円(本来の定価)ですが、24%OFFの8万3980円など割引価格で購入できます。気になる方は是非チェックを!

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