公的な予防接種に追加された、アストラゼネカの新型コロナウイルスのワクチン接種が、札幌市内にある集団接種会場で１１日から始まりました。
アストラゼネカのワクチン接種は、道が札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」に設置している集団接種会場で、１１日から始まりました。
対象となるのは、アストラゼネカのワクチンの接種を希望する４０歳以上の人や、道内に住む１８歳以上で、アレルギーなどでほかのワクチンを接種できない人、海外でアストラゼネカのワクチンの接種を１回、受けた人です。
道によりますと、アストラゼネカのワクチンについては、１０日までに、およそ３００人から接種の予約が入っているということです。
接種を終えた札幌市の５０代の女性は「ファイザーやモデルナの集団接種の予約がなかなか取れなかったので、早く打てて安心しました」と話していました。
道保健福祉部感染症対策局の所健一郎次長は「３種類のワクチンのそれぞれの特性を理解していただいた上で、接種を前向きに検討していただきたいです」と話していました。
アストラゼネカの１回目のワクチン接種は、今月末まで行われ、８週間後に２回目の接種が始まります。
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