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Saturday, September 11, 2021

総裁選で自民重鎮の動向焦点…岸田氏・高市氏が接近、河野氏は距離 - 読売新聞

 自民党総裁選で、森喜朗・元首相(84)や青木幹雄・元参院議員会長(87)ら政界引退後も影響力を保つ重鎮の動向に注目が集まっている。重鎮から出馬のお墨付きを得られれば支持拡大が期待できるが、ブレーキをかけられる場合もある。接近するか、距離を取るか、候補者の対応は様々だ。

 高市早苗・前総務相は8月上旬、東京都内で森氏と会い、出馬への協力を求めた。森氏は最大派閥の細田派(旧・森派、96人)に今も大きな影響力を持つ。

 森氏は「安倍前首相の路線」継承を訴える高市氏に理解を示し、安倍氏が高市氏を支持する流れにつながった。高市氏は出馬表明した8日も電話で森氏から激励された。いち早く出馬表明した岸田文雄・前政調会長も8月中下旬、細田派の支持取り付けを目指して森氏との面会を重ねた。

 かつて「参院のドン」と呼ばれ、参院竹下派に影響力を残す青木氏の都内の事務所にも、総裁選関連の訪問者が絶えない。出馬に意欲を示す野田聖子幹事長代行や、不出馬を検討する石破茂・元幹事長らが訪問したほか、岸田氏もあいさつに訪れたとみられる。

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