東京都は29日、3865人(前日3177人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。3日連続で過去最多を更新した。
発表によると、感染者の直近7日間移動平均は2224.1人(同1954.7人)で前週比161.9%(同153.0%)となった。重症者数は81人(前日80人)。
日本テレビは、東京と沖縄の緊急事態宣言について、8月22日の期限延長も検討されていると政府関係者の情報として報じた。
来月22日までの期限で4回目の緊急事態宣言が発令されているが、感染者数の増加に歯止めがかからない状況だ。宣言下で開催中の東京五輪は大半の競技が無観客で行われている。
都のモニタリング会議で国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大に向かっている」と述べ、7日間平均の増加比約153%が継続すると2週間後の8月11日には1日当たり約4532人になると予測。「医療提供体制が危機にひんするため、早急にこれは回避しなければならない」と語った。
年代 | 10歳未満 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | 90代以上 |
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人数 | 120 | 323 | 1417 | 782 | 612 | 407 | 122 | 47 | 31 | 4 |
年代別の感染者数は20代が1417人で最も多く、20-30代で全体の57%を占めた。一方、60代以上は5%にとどまっている。
重症化リスクの高い高齢者の感染は減少しており、菅義偉首相や小池百合子都知事がワクチンの効果に言及する場面も増えてきている。小池知事は20-30代の感染者が増える中、「若いから大丈夫と思わないでほしい」と話した。
(緊急事態宣言の延長が検討されているとの報道内容を追加します)
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