2021年06月08日22時21分
【サンパウロ時事】南米ペルーの大統領選挙決選投票は8日、開票作業が続けられた。開票率100%に迫る中、教員組合出身の小学校教師で急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏(46)をリードした。ただ、僅差のため、いずれかの陣営が票の再集計を要求することは確実で、決着には時間がかかる見通し。
中央選管当局によると、開票率96.80%で得票率はカスティジョ氏が50.25%。ケイコ氏は49.75%。差は0.5ポイント。
7日に記者会見したケイコ氏は「僅差なので楽観ムードを保っている。海外票がまだ集計されていないからだ」と強調。カスティジョ陣営による不正の証拠があると主張しつつ、「分別を持って最終結果を待つ」と述べた。一方、カスティジョ氏は支持者を前に「われわれは国民の意思を尊重しなければならない」と述べ、勝利に自信を示した。
からの記事と詳細 ( ケイコ氏、僅差でリード許す ペルー大統領選、決着には時間か - 時事通信ニュース )
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