ボディ、あっちっちだけどさ。
ゲーミングPC、ゲーミングチェア、ゲーミングマウスなどなどのゲーミングなんとかなネーミングのプロダクトが増えてきました。
RGB的ケミカルカラーなら「ゲーミング」と呼ぶ風潮まであるくらい、エクステリアからくる印象が強烈なモノばかりですが、Nubiaのゲーミングスマホ「RedMagic 6」はピカピカしていません。コイツはあくまで処理能力のスゴさでゲーミングという冠をかぶる、実用性を重視したAndroidスマートフォン。
ところでゲーミングスマホって、ハイエンドスマホと何が違うのか気になりませんか。あっちもこっちも高速SoCがもたらす高速性能の持ち主で、ベンチマークアプリで計測するとどっちもすっごい数字を叩き出します。RedMagic 6も現世代最強SoCの1つ、Snapdragon 888を積んでいるモデルです。12GBのメモリも128GBのストレージも激速仕様ですから。
最大の違いは、高負荷時の長時間駆動力ですね。1プレイ20分を超えるバトロワ系ゲームを遊び続けても熱ダレしないように、ヒートシンク、クーリングファンに給気口&排気口といった冷却構造にコストをかけているのです。
また2つのショルダートリガー(タッチ式)を備えているのも、RedMagic 6の特徴の1つ。設定次第に指を大きく動かさずに攻撃したり、ジャンプできるようになるから、対戦相手より素早い操作が可能になります。
4K 120fpsの表示も可能なWindowsゲームならRTX時代のGPUが欲しくなります。スマホゲームも同様に、高画質・高フレームレートの表示が可能なゲームで遊ぶと、RedMagic 6のようなゲーミングスマホが欲しくなりますよ。
RedMagic 6のディスプレイは6.8インチ、フルHD+(2400x1080ドット)の有機ELで、最高で165Hzというリフレッシュレートを持っているのですが、コマ数が多くなったときの映像体験は大きく変わるものです。キャラの動きの1つ1つが滑らか&高精細なグラフィックな、ポータブルゲームってカジュアルなものばかりでしょ、という先入観を払拭してくれるものですね。
ゲームログイン前から「今日はカジュアルやるー?」、ゲーム中にも「アーマー割られちゃったごめん下がる!」と音声チャットでコミュニケーションしやすいDiscord(ディスコード)などのアプリと、ゲームアプリを同時に使い続けてもヘタれません。ゲーム内の音声チャット機能はチームが組まれてからじゃないと有効活用できないものが多いので、Discord&ゲームのマルチタスク環境をスマホ1台で構築できるメリットは、大きい。
ほかにも画面中央部にエイミング用のマーカーを入れる、複数の操作をサクッと入力するマクロの登録、敵キャラの位置が見やすくなるハンティングなどの機能を盛り込みまくり。
こんな限界突破なモードとハードウェアチートを利用するには、側面にあるスイッチをON。ゲームスペースという、ゲームサポート機能がフルに使えるモードに切り替わります。この状態だと下部からのスワイプが無効化して、ホームキーなどが表示されなくなります。快適にゲームがプレイできるよう、細かいところまで作り込んでいるなあ。クーリングファンが動き出すとかなりうるさくなるし、本体全体が熱くなるけどね。
カメラは8K 30fps撮影が可能な広角6400万画素をはじめ、超広角800万画素、マクロ200万画素とインカメラ800万画素。バッテリー容量5050mAhで、5G回線にも対応。トータルスペックは高いものの、おサイフケータイには対応していないなど日本ローカル仕様まではサポートしていません。実勢価格10万3000円の価値は高速長時間駆動にこそある、ピュアなゲーミングデバイスですねコレは。
Source: RedMagic
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