国内
2017年に茨城・日立市で妻と子どもの6人を殺害し、放火した罪に問われている男の初公判が、水戸地方裁判所で開かれ、裁判所は男の記憶障害を認めたが、公判停止の申し立ては退けた。
弁護側は無罪を主張している。
水戸地裁前から風巻隼郎記者が中継でお伝えする。
小松博文被告(36)は、家族6人を殺害したことについて、「事件の記憶がないからわからない」とボソボソと話した。
小松博文被告は2017年、日立市の住宅で、妻の小松恵さんと5人の子どもを包丁で刺し、住宅に火をつけて殺害した、殺人と放火の罪に問われている。
小松被告は、事件の翌年、接見取材に応じ、「事実に対しては否定しないし、争うこともしない」と話していた。
しかし、小松被告はその後、勾留中に倒れて病院に搬送されていて、31日の初公判では、家族6人を殺害したことについて、「倒れてから記憶がないので、わからないとしか言えないです」と述べた。
弁護側は、「事件当時の記憶が欠落し、真実を述べることができない」と裁判の停止を求めたが、裁判長は記憶障害は認めたうえで、「訴訟行為を理解しており、コミュニケーションは十分可能」として公判停止の求めを退けた。
このあとあらためて弁護側は無罪を主張している。
からの記事と詳細 ( 「事件の記憶なくわからない」 妻子6人殺害 初公判 - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/189608
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