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Friday, April 30, 2021

モデルナ社製ワクチン 第一便が関西空港到着 5月にも承認見通し - TBS NEWS

モデルナ社製ワクチン 第一便が関西空港到着 5月にも承認見通し

 アメリカの製薬会社・モデルナ社が開発した新型コロナウイルスのワクチンの第一便が、関西空港に到着しました。

 午前9時ごろ、モデルナ社製のワクチンを載せた貨物機がベルギーから関西空港に降り立ちました。モデルナのワクチンは、マイナス20度前後で6か月間、通常の冷蔵庫の2度から8度で1か月間、保管することができ、すでに接種が始まっているファイザー社製に比べ、取り扱いが容易とされています。

 日本では現在、このワクチンの承認申請中で、国が5月24日から実施する大阪と東京の大規模接種で使われる予定です。

 「5月には審査のデータの条件が揃うということでございますので、全ての条件が揃えば(承認が)5月中にということもあり得ると考えております。我々としてはなるべく早く、特例承認の申請が来ておりますから、審査をさせて頂いて、判断をさせて頂きたい」(田村憲久厚労相)

 田村厚労大臣は30日朝の会見でこのように話し、到着したモデルナのワクチンが早ければ5月中にも国内で承認されるとの見通しを示しました。

 政府はモデルナ社と5000万回分のワクチンの供給を受ける契約を結んでいて、田村大臣は「承認された場合、供給されたものはすぐに接種に向けた体制に入っていく」としています。

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