Pages

Sunday, January 10, 2021

ワクチン接種 16歳以上で検討|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスのワクチンで、唯一、国内で承認申請が行われている、アメリカの製薬大手ファイザーのワクチンについて、厚生労働省が、承認する場合の接種対象を当面、16歳以上とする方向で検討していることが分かりました。

ファイザーは、日本政府との間で、ことし前半に6000万人分のワクチンを供給することで基本合意し、先月、厚生労働省に承認を求める申請を行いました。
日本政府は、現在、国内で行われている治験のデータを踏まえ、来月下旬までに、医療従事者から順次接種を開始できるよう、有効性や安全性を速やかに審査する方針を示しています。
こうした中、厚生労働省がワクチンを承認する場合、接種対象を当面、16歳以上とする方向で検討していることが、関係者への取材で分かりました。
背景には日本での治験の対象が20歳以上で、日本人の子どものデータが得られないことに加え、海外の治験でも15歳以下についての十分なデータがないことがあるとしています。
さらに、子どもが感染した場合は、重症化するリスクが低いことも理由に挙がっているということです。
すでにこのワクチンの接種を始めているアメリカやイギリスも対象を16歳以上としていて、厚生労働省は承認審査を慎重に進めつつ、国内の治験の結果も踏まえて対象年齢を最終的に判断する方針です。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( ワクチン接種 16歳以上で検討|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3brbI3g

No comments:

Post a Comment