1月10日ごろにかけ
2021年1月9日 午前7時20分福井県内は1月8日、上空に強い寒気が流れ込み、大野市で積雪103センチ(午後8時現在)、福井市で積雪50センチ(同)になるなど各地で大雪となった。交通機関は大幅に乱れ、県立高などでは休校が相次いだ。福井地方気象台によると、警報級の大雪は10日昼ごろまで続く見通しで、9日は短時間で降雪量が多くなる恐れがある。
大野市では、8日午後3時までの12時間降雪量が56センチとなり、統計を始めた1980年以降で最多となった。午後5時までの24時間降雪量は大野市67センチ、大野市九頭竜50センチ、福井市43センチ、越前市武生33センチ。同8時現在の積雪は大野市九頭竜133センチ、南越前町今庄54センチ、越前市武生37センチ、敦賀市4センチ。
福井市消防局によると、雪の影響で同市内で3人が転倒し、骨折などのけがを負った。乗用車などが田んぼに転落する事故も相次ぎ、20代女性が軽傷。
県教委によると、鯖江市河和田小学校と越前町萩野小学校の2校が休校となり、県内62の小中学校が下校時間を繰り上げるなどした。県立高は20校が休校し、特別支援学校など3校を含む7校は下校時間を繰り上げた。
勝山市によると、野向町深谷など4集落約120戸では、強風で電線が切れた影響で7日午後9時20分ごろから約2時間半にわたり停電となった。
気象台によると、局地的に発生する気圧の谷の影響で、発達した雪雲が次々流れ込み、嶺北地方の平地や山地で短時間に大雪が降った。8日午前に短時間で数十センチの降雪があったことなどから、大野市と福井市には県内で初めて「顕著な大雪に関する福井県気象情報」がそれぞれ発表された。
9日午後6時までの24時間降雪量は、いずれも多いところで嶺北の平地50センチ、山地80センチ、奥越90センチを予想している。10日午後6時までの24時間降雪量は、平地20~40センチ、山地30~50センチの見込み。その後も冬型の気圧配置が続くとして、大雪への警戒を呼び掛けている。
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