公明党の遠山清彦・前財務副大臣(51)=衆院比例九州=が、22日深夜に東京・銀座の高級クラブを訪れていたと週刊文春の電子版「文春オンライン」が26日に報じました。遠山氏は国会内で記者団に「不要不急の外出を控えるよう呼び掛ける中、それを守らずに外出したことを猛省している」と話し、石井啓一幹事長から不適切な行動だったとして注意を受けたことを明らかにしました。遠山氏は次期衆院選で神奈川6区への転出が決まっています。記者団との一問一答を掲載します。
Q 石井幹事長から、厳重注意を受けた。
A まずは、国民の皆さま方に、私の深夜まで外出をしていたという事実について、心からお詫びを申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした。報道にある通り、先週の金曜日、知人と食事をした後に、食事をしたところは(午後)8時ごろに終わったが、その後、「もう1カ所行こう」と誘われて、個室があるということで、話の続きをということだったので行ったところ、報道されている通りの状況であり、結果として8時以降、不要不急の外出は控えるようにと政府が呼び掛けている中で、それを守らずに外に出ていたということについて、心から猛省をしている。
Q 幹事長から厳重注意があったのか。
A はい。処分は分からないが、極めて不適切な行動であったと。公明党の一員として、厳しく反省をしてもらいたいということで注意を受けた。
Q 一緒にいた人数、場所、滞在時間は。
A 知人1名と夕食をともにしたということ。
Q 店は合計何軒行ったのか。それぞれ何時間過ごして、場所はどこだったか。
A 当日は2カ所。1カ所目はレストランで、豚の料理が出るところだったと記憶している。もう1カ所は知人が用意した場所ということだ。
Q 2軒目の店は、8時以降に何時まで滞在したのか。
A 記憶が定かではないが、11時を超える時間までいたと記憶している。
Q 銀座の高級クラブか。
A 事前には知らなかったが、着いてそうだという認識を持った。
Q お酒を飲んだか。
A 1次会のところでは多少たしなんだが、2次会の所では知人の仕事のさまざまな相談があり、飲んでいない。
Q 取材受けたことをきっかけに党に報告したのか。
A 取材を受けたので、報告した。
Q 幹事長から注意を受けたのは何日か。
A きょう(26日)の昼前後だったと思う。
Q 誘われたときに断れなかったのはなぜか。
A 自分が次に行く場所は、知らなかった。知人の話を聞いてあげたいという思いが強くあった。本来であれば、時間が時間なので、切り上げて帰るべきだったと今、反省している。
Q 銀座の完全会員制の高級クラブと報じられている。隣に女性が座るような店か。
A 初めて伺ったので、詳しくどういうお店かは、分からない。
Q ご自身が行ったときにはそういう状況ではなかったということか。
A 知人と話をしていた。
Q 石破茂・自民党元幹事長がふぐ会食をして、批判を受けた後のこと。石破氏も帰ろうと思ったけどできなかったと言っている。帰ろうと頭をよぎらなかったか。
A それは、本当に私の不徳の致すところで心から反省している。
Q 今後の活動予定は。
A 私の立場と職責で、議員としてすべきことをきちっとやっていきたい。このたびのようなことが2度とないように重々自重して、行動していきたい。
Q 1軒目のレストランも銀座だったか。
A おそらく有楽町駅に近いところだったと思う。
Q 政権与党の一員として、今回の案件が与える影響をどう受け止めているか。
A 私の立場では、猛省をして、まずはなんといってもコロナの中で、大変厳しい状況におかれている皆さまが多い。その皆さま方に対して、心からお詫び申し上げ、そしてまた新型コロナ対策のさまざまな政府与党としての努力がある。それをしっかりと後押しをしていく。職責を果たすことで、私の責任を全うしていきたい。申し訳なく思っている。
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