イギリス政府は、変異したウイルスによって新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しているとみていて、20日から首都ロンドンを含む南東部に厳しい措置を導入しました。
市民は外出を控えるよう求められ、スーパーなどを除く小売店や飲食店は原則として営業できなくなっています。
クリスマス前のこの時期は例年、中心部の大通りに買い物客らがあふれますが、今は多くの店が閉まっていて歩く人は少なくなっています。
ただ、買い物や通勤などのための外出は認められていて、バスや地下鉄など公共交通機関はふだんと同じように運行されています。
市民からは「きょうは歯医者に行かなければならなかったのですが、ふだんは外出しないようにしています」とか「変異したウイルスは心配で、深刻に受け止めなければならないです」といった声が聞かれました。
一方、ロンドンとヨーロッパ大陸の都市を結ぶ高速鉄道「ユーロスター」はフランスがイギリスからの入国を21日から停止している影響で、ほとんどが運休しています。
「ユーロスター」が発着するセントパンクラス駅の電光掲示板にはパリ行きやブリュッセル行きの列車が運休となったことを示す案内が出されていました。
例年クリスマス前のこの時期は、家族や友人のもとに向かうため大きな荷物を抱えた人が行き交う姿が見られますが、そのにぎわいはありません。
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