声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。10月12日(月)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「大阪都構想」。報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんに話を伺いました。
「大阪都構想」の是非を問う2度目の住民投票が、10月12日(月)に告示されました。投開票は11月1日(日)。賛成多数なら、大阪市は2025年の元日に廃止され、4つの特別区に生まれ変わります。 * * *
◆「大阪都構想」…ネットの反応は?
米重:(Twitterなどで)“都構想”というワードと一緒につぶやかれている言葉を我々が解析したところ、SNS上の反応は報道各社の世論調査とは違って、“反対意見”の投稿が多いのが特徴的です。 SNS上では、「絶対賛成」という人と、「絶対反対」という人の意見に目がいきがちです。でも実際は、その中間にいる人たちが「賛成なのか?」「反対なのか?」を、どう判断するのかによって、この住民投票の結果が決まります。そこに注目しながらSNSの反応などを見ていく必要があります。 鈴村:前回の住民投票の結果は? 米重:2017年5月17日の住民投票は、「賛成:69万4,844票」「反対:70万5,585票」。得票率にして、わずか0.8ポイント差で否決されました。 鈴村:こちらの投票について、JX通信社さんの独自調査結果があるとのことですが、その結果は? 米重:先週末に、我々JX通信社とABCテレビが共同でおこなった調査では、「賛成45.4%」「反対42.3%」。わずか3ポイント差になっています。 実は、この調査は3週間前から毎週おこなっていまして、3週間前は13ポイント差で賛成がリードしていました。なので、いまは反対派が追い上げている状況ですね。「必ず投票に行く」と回答している人にしぼると、“賛成派のリードが少し開く”のが今回の特徴です。それでも大差とは言えないので、今回もやはり接戦になることが予想されます。 鈴村:大阪府の吉村洋文知事が「東京の特区制度をバージョンアップしたのが大阪」と発言されていますが、大阪の特別区は、東京の区とは違うのでしょうか? 米重さん:「都」と「区」の制度ということでベースは同じです。権限や財源の分け方、つまり、“自治体がどういう仕事をやって、そのお金をどう分けるか”という点が異なります。 自治体の仕事というのは、ざっくりいうとインフラ整備や防災、都市開発といった、いわゆる「広域行政」と、住民サービスを担う「基礎自治」の2つの層に分けることができます。 都構想の場合、そもそもこの広域行政の部分で、大阪府と大阪市が競い合って「二重行政」になっていた部分を解消して、その分、“住民サービスを強化しましょう”という狙いがあります。東京都と比べて、より住民サービス向けの権限を強めているのが特徴です。
◆「大阪都構想」のデメリットは?
米重:制度を移行するのにあたって、どうしてもコストがかかってしまいます。これが重くのしかかってくると、“結局、住民サービスの強化ができなくなるのでは?”というのが反対派の意見です。 新しい自治体を4つ作るので、初期費用が200億円くらい、さらに年間30億円くらいは必要と言われています。それが財政を圧迫すると、住民サービスを維持するコストが捻出できなくなるのでは……といったことが危惧されています。 (TOKYO FM「ONE MORNING」10月12日(月)放送より)
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October 16, 2020 at 03:13PM
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賛成? 反対?「大阪都構想」…ネット上の反応は…(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース
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