陸上自衛隊は26日、静岡県の東富士演習場で戦車や火砲を使った国内最大の実弾射撃演習「富士総合火力演習」を実施した。例年と同様に離島での戦闘を想定し、敵の侵攻を食い止め、退ける作戦を展開。かつては2万人以上の観客を集めたが「本来の目的である隊員教育に注力する必要がある」として、今年も一般公開はしない。
中国の海洋進出が続く中、防衛省は九州・沖縄の離島に駐屯地を開設するなど「南西シフト」を進めており、演習で離島防衛への対応力をアピールする狙いがある。
演習は2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大防止のため公開を中止。昨年はインターネットで中継したが、今年は編集した動画を配信する。
陸自によると、約2100人の隊員が参加し、26日昼の演習では弾薬計約47・8トン、計約5億6千万円相当を使用。陸自が職種別に設けている学校に所属する隊員が見学するほか、自衛官の募集につなげるため学校関係者らを招待した。
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