関東甲信で大雪が予想されることについて、国土交通省と気象庁は交通への影響や車の立往生などに十分注意するよう呼びかけています。
関東甲信で大雪が予想されることを受けて、国土交通省と気象庁は5日午前、共同で取材に応じ、雪の影響や注意すべき点などについて説明しました。
このうち、気象庁は6日朝にかけて関東甲信の山沿いや山地を中心に大雪となり、5日夕方から夜遅くにかけて雪のピークとなる見通しを示しました。
今回は平地でも大雪のおそれがあり、このうち東京23区の雪は注意報級と見込まれるものの、予想より気温が低くなった場合は警報級の大雪の可能性があるとしています。
気象庁気象監視・警報センターの杵渕健一予報官は、「帰宅や移動が必要な人は、可能なかぎり早い時間帯に済ませてほしい。あす朝は気温が低いため通勤や通学の時間帯は路面の凍結や交通への影響に十分注意してほしい」と呼びかけています。
また、国土交通省は、おととしの大雪で首都高速道路などで大規模な立往生が起きたことを挙げ、今回はその対策として首都高速道路などで「予防的通行止め」を進めていると説明しました。
大雪に備えた通行止めの区間は拡大する可能性があるということで、最新の交通情報を確認するよう呼びかけています。
そのうえで、国土交通省環境安全・防災課の寺沢直樹道路防災対策室長は、「大雪の場合は不要不急の外出は控え、やむをえず車で外出する場合は必ず冬用タイヤを装着するとともにタイヤチェーンも準備してほしい。また、食料や水、携帯トイレ、毛布を用意するほか、燃料の補充もお願いしたい」と呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 関東甲信 6日朝にかけて大雪 東京23区含む平地も積雪の見込み | NHK - nhk.or.jp )
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