自ら１１０番「人を殺した」、義弟と親族の「２人を殺そうと思って実際にやった」疑いの男逮捕 - 読売新聞オンライン

　２１日午後５時２０分頃、北海道岩見沢市６東５の住宅で、「人を殺した」と１１０番があった。警察官が駆けつけると、この家に住む５０歳代男性が血を流して倒れており、道警は男性宅にいた札幌市西区琴似１の１、無職高橋元容疑者（５４）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は搬送時に意識はあったという。高橋容疑者は「（男性は）義理の弟だ」と話しており、男性宅からは凶器とみられる包丁が見つかった。

　さらに高橋容疑者は、余市町に住む親族を殺害したとも説明。道警が余市町黒川町１５のアパートを調べると、６０歳代女性が倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。道警は女性の身元の特定を急ぐとともに、殺人容疑でも調べる。

　道警の発表では、高橋容疑者は２１日午後４時２０分頃、５０歳代男性を刃物で殺害しようとした疑い。容疑を認めており、「２人を殺そうと思って実際にやった」と話しているという。

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