ロシア軍からの領土奪還を目指すウクライナの反転攻勢が始まって4日で6カ月が経過した。ただウクライナ軍は当初狙った進軍を果たせず、目標達成に見通しが立たない。国際的な関心が中東情勢の緊迫に移る中、ロシアは自国に有利な消耗戦に持ち込む狙いだ。ウクライナは戦略の仕切り直しを迫られている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日公開されたAP通信のインタビューで「我々は望んだ結果を得られていない。これは事実だ」と認め、「だからといって我々はあきらめるべきだ、降伏すべきだということにはならない」とくやしさをにじませた。
ウクライナ軍の反転攻勢は今年6月、始まった。部隊をアゾフ海まで南進させてロシア軍の占領地を分断することを目標に、6万人ともされる新戦力を国内外で訓練。昨年2月の侵攻開始後間もなく占領された中南部ザポリージャ州や同州と境界を接するドネツク州南西部、今年5月に占領された同州バフムート周辺への攻撃を一斉に開始した。しかし、ロシア軍の最初の防衛線を突破したとされた8月末以降は前進が止まった。
前進は10数キロ ドローンの効果得られず
焦点だったザポリージャ州西…
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