[ロンドン 13日 ロイター] - スナク英首相は13日、ブレイバーマン内相を解任した。ブレイバーマン氏は、イスラエル軍のガザ攻撃に抗議する親パレスチナ派のデモを巡る発言で与野党から辞任を求める声が上がっていた。
後任にはクレバリー外相が横滑りで就任する。スナク首相は、これを機に内閣を改造する。内相辞任圧力を受けて、内閣改造の前倒しを迫られた。外相にはキャメロン元首相が就任する。
ロンドンでは、先月のハマスのイスラエル急襲を受けたイスラエル軍のガザ攻撃に抗議するデモが頻繁に行われている。ブレイバーマン氏は、デモをユダヤ人社会を脅かす「ヘイト行進」や「暴徒」と呼び、厳しい姿勢を取った。
さらに先週、英紙タイムズへの寄稿で、ロンドン警視庁のデモの取り締まりが「二重規範」と指摘。親パレスチナ派のデモを妨害しようとする右翼の抗議者には逮捕など厳しい対応を取るが、親パレスチナ派のデモ参加者には手加減していると述べた。
こうした姿勢が物議を呼び、辞任論が強まった。
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