自民党の高市経済安全保障相は15日、国力増強をテーマにした勉強会「『日本のチカラ』研究会」を設立し、国会内で初会合を開いた。来年の党総裁選をにらんだ足場作りとの見方が出ている。内閣支持率が低迷する中での高市氏の動きには批判の声もある。
勉強会には、高市氏に加え、山田宏参院議員ら安倍派3人、麻生派2人、茂木、二階、森山各派の1人、無派閥4人の計13人が出席した。議員連盟として今後も定期的に会合を開く予定だ。この日は、インテリジェンス(情報収集、分析)について有識者の講演を聞き、質疑を行った。
高市氏は総裁選について、「また戦わせていただく」と出馬に意欲を示している。無派閥の高市氏は党内基盤が弱く、勉強会を通じて党内保守派の支持を広げたいとの思惑が透けて見える。
高市氏は2021年の総裁選では安倍晋三・元首相の支援を受けた。安倍氏が死去したことで後ろ盾を失い、「焦りがあるのではないか」(中堅)との指摘もある。勉強会出席を呼びかけられた議員の一人は「現職閣僚として不適切だ」と参加を見送った。
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