来年秋に今の保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化する方針をめぐり、厚生労働省は保険証の廃止後も、今の保険証を使える猶予期間を一律に再来年秋までとするよう、健康保険の組合に働きかけていく方針を明らかにしました。
相次ぐマイナンバーカードのトラブルを受け、立憲民主党は、来年秋に今の健康保険証を廃止し、カードと一体化する政府の方針などについて政府側からヒアリングを行いました。
この中で厚生労働省の担当者は保険証の廃止後も、今の保険証を使い続けられる猶予期間を、一律に再来年秋までの1年間に延長するよう健康保険の組合に働きかけていく方針を明らかにしました。
これまでは、猶予期間の1年以内に保険証の有効期限が切れた場合、その時点で保険証が使えなくなる予定でしたが方針を転換した形です。
一方、個人情報保護委員会の担当者はデジタル庁に立ち入り検査を行う可能性があるとした上で、役所の回答が不十分だったのが理由だと説明したほか、国会で説明を求められた場合は所管している河野デジタル大臣が答弁することになるものの、委員会の独立性は担保されていて利益相反には当たらないと説明しました。
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