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Tuesday, June 20, 2023

大阪万博日本館の入札不成立工期確保へ随意契約に変更建設費膨らむ公算大 - 読売新聞オンライン

 2025年大阪・関西万博に日本政府が出展するパビリオン「日本館」の建設工事について、予定価格内で応札がなく、入札が不成立となっていたことがわかった。再入札は手続きに時間がかかり、4月の開幕までに完成できない恐れがあるとして、政府は任意に建設事業者を選ぶ随意契約に切り替える。随意契約は競争が働きにくく、建設費が膨らむ公算が大きい。

 日本館は鉄骨3階建て、延べ1万1360平方メートル。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」をホスト国政府としてアピールする拠点となり、各国の要人らをもてなす外交上の役割も担う。政府は予定価格を公表していないが、発注額は50億円以上としている。

 工事を発注する国土交通省近畿地方整備局によると、公募を始めた1月から期限の5月11日までに、応札した建設事業者はあったものの、予定価格を上回っていたという。当初の計画では6月中旬に着工し、25年2月末の完成を予定していた。

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