36人が死亡した令和元年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などで起訴された青葉真司被告(45)の弁護側が、9月から始まる裁判員裁判で刑事責任能力を争う見通しであることが10日、関係者への取材で分かった。被告が事件当時、心神耗弱や喪失の状態だったとして刑の減軽や無罪を主張するとみられる。
審理計画の概要も判明した。公判は9月5日に始まり、裁判員らは責任能力について11月の中間評議(非公開)で結論を出す。12月~来年1月の最終評議(非公開)で量刑を決める。判決は来年1月25日午前10時半に言い渡される。中間評議や最終評議の結果は判決で初めて明らかにされる。 被告人質問は9月に複数回行われ、10月以降も予定されている。遺族らも被害者参加制度を利用して被告に質問できる。9月下旬~10月には検察側の証人として事件の目撃者や京アニ社長、京都市消防局職員らが出廷する見込み。10月下旬には、精神鑑定をした医師の尋問が実施される予定。 11月上旬に検察側の中間論告や弁護側の中間弁論が行われ、中間評議を経た後、検察側の最終論告や弁護側の最終弁論などが実施されて結審する見通し。
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