Ｇ７サミット、２日目のランチは近江牛や長崎の甘鯛 - 産経ニュース

２０日の昼食会で各国首脳らに振る舞われた、日本各地の食材を使った和食のコース

政府は２０日、広島市で開かれている先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）２日目のワーキングランチで提供された料理内容を発表した。前日のディナーでは広島産牛肉が供されたのに対し、この日は近江牛が採用された。煮物には長崎産甘鯛を使った皿がＧ７首脳の前に並んだ。

初日のランチはフランス料理だったが、この日は和食だった。料理人は京都などで料亭を経営する「菊の井」の村田吉弘社長が務めた。飲み物は前日に引き続き、一般社団法人日本ソムリエ協会の田崎真也会長が監修した。

ワーキングランチで提供された料理と飲み物は以下の通り（料理名の表記は政府発表のまま）。

八寸「海老黄身寿司　的射穴子　鯛の子落雁」「油目南蛮漬　茗荷酢漬　一寸豆」「山独活と烏賊の木の芽和え」「衣かつぎ雲丹焼き大徳寺納豆射込」

向付「明石鯛昆布〆　伊勢海老」「山葵　黄にら　独活・人参」

煮物椀「長崎産甘鯛と山菜の新茶仕立て」「甘鯛　錦糸玉子　蕗　白ずいき　蕨　茶葉　花柚子」

焼物「まな鰹唐墨粉焼き　緑酢　冬菇椎茸」

強肴「近江牛桜焼き　鶯あん　パプリカ味噌　花穂紫蘇」

御飯「手毬寿司六種」「鯛鮪　こはだ　穴子　烏賊　スモークサーモン」

止椀「合わせ味噌仕立て　揚げ蓮根　辛子」

水物「抹茶パフェ　抹茶アイスクリーム」「小豆　白玉　カステラ」

梅酒「Sakurao Selected Cask Aging」（広島県廿日市市のSAKURAO DISTILLERY）

白ワイン「L’Orient　甲州　Vigne de Nakagawa 2021」（山梨県甲州市　白百合醸造）

日本酒「純米大吟醸３５　賀茂金秀」（東広島市の金光酒造）

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