カンボジアで摘発され、特殊詐欺に関わった疑いで逮捕された日本人19人が、別の特殊詐欺に関わった疑いで再逮捕されました。メンバーの多くは、現地で自由に行動できず軟禁状態で詐欺をさせられていたとみられることも分かり、警視庁はグループの実態解明を進める方針です。
再逮捕されたのは、住所不定、無職の山田大志容疑者(38)ら日本人19人です。
警視庁によりますと、ことし1月、東京 板橋区の70代の男性に「有料サイトの未払いの料金がある」などと携帯電話にうそのメッセージを送ったり電話をかけたりして、現金75万円を口座に振り込ませてだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。調べに対し、容疑者の多くは黙秘しているということです。
19人は、カンボジアのホテルを拠点にした特殊詐欺グループとみられていますが、現地で自由に行動できたのは数人で、メンバーの多くが軟禁状態で詐欺をさせられていた疑いのあることが捜査関係者への取材で分かりました。
パスポートや個人の携帯電話を取り上げられ「入国してから一度も外出しなかった」と供述しているメンバーもいるということです。
また、メンバーの供述などから山田容疑者がリーダー格の1人で、拠点としていたホテルの2つの部屋のうち1つを取りしきっていたとみられ、メンバーの詐欺の実績をまとめた書類なども押収されているということです。
このグループによる被害は70件余り、およそ4億3000万円にのぼるとみられ、警視庁がグループの実態解明を進める方針です。
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