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Thursday, December 22, 2022

北海道で強い雪 明日は北陸~山陰で大雪警戒 寒波は週明けまで継続 - ウェザーニュース

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2022/12/22 18:14 ウェザーニュース

発達中の低気圧が接近している北海道で雪が強まっており、今夜にかけて強雪や吹雪に警戒が必要です。明日23日(金)は強い寒気の影響で北陸から山陰を中心に平野部でも大雪のおそれがあります。

クリスマス寒波に伴う冬型の気圧配置は26日(月)頃まで続くとみられ、今回は山間部でも積雪が大幅に増えるとみられます。大雪災害に対する備えを万全に行ってください。

北海道各地に暴風雪警報や大雪警報

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低気圧の接近に伴って、北海道の道東では午後になって雪が降り出してきました。湿った雪が勢いを増しており、18時までの1時間には北見市・留辺蘂(るべしべ)で3cm、帯広市や新得町などで2cmの降雪を観測しています。

風も強く、最大瞬間風速はえりも町・えりも岬で33.6m/s、稚内市で23.2m/s、浦河町で22.5m/sを観測しました。18時の時点で北海道宗谷地方に暴風雪警報。根室地方、釧路地方、十勝地方、日高地方に暴風警報。北見地方、紋別地方、十勝地方に大雪警報が発表中です。

低気圧は今夜にかけてさらに発達しながら北海道に近づくため、雪や風は一層激しくなります。内陸部では1時間に10cmを超えるようなドカ雪になって、急激に積雪が増加するおそれがあります。

強い雪や吹雪によって短い時間で路面状況が悪化する上、視界が悪くなりますので、雪が強まっている時間帯の車での移動はできるだけ避けるようにしてください。
» 雨雪レーダー

北陸~山陰はJPCZに伴う強い雪に警戒

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23日(金)午後の降水と風の予想

日本列島は西から冬型の気圧配置になってきています。明日23日(金)は上空5500m付近で中心が-42℃以下の非常に強い寒気が日本海に進み、その周辺では大気の状態が非常に不安定です。

朝鮮半島のすぐ東側から新潟付近にかけて、西よりの風と北西の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されます。また、その南側に何本か雲の帯が形成され、西日本にかかる予想です。

西寄りの風によって活発な雪雲は北陸から山陰などを次々に通過し、前回の冬型と同様に平野部で短期間に積雪が急増する予想です。道路の積雪が急増することで立ち往生を発端とする大規模な交通障害につながるおそれがあります。できるだけ車での移動を避け、やむを得ない場合は最大限の準備を行ってください。

東北北部と北海道オホーツク海側はそれぞれ低気圧が近づくため、こちらでも局地的な激しい雪に警戒が必要です。

山沿いは100~150cmの新たな積雪も

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26日(月)朝までの積雪予想

明日の夜以降は寒気の中心が日本列島の東に移動し、季節風が西寄りから北寄りへと変化していきます。

北寄りの風に変わることで、活発な雪雲は濃尾平野に流れ込みやすくなり、岐阜県や愛知県の平野部で雪が降る見込みです。寒気の強さや風向きによって名古屋市内でも雪に変わる可能性があります。

北陸から山陰では雪の中心が平野部から山沿いへと移る見通しです。前回の冬型ではあまり雪が降らなかった新潟県上・中越や富山県の山沿いで積雪が増加し、26日(月)朝までには100cmを大きく上回り、最大で150cm前後の雪が積もるとみられます。その後も冬型が続いてさらに積雪の増えるおそれがありますので、雪崩や山間部の集落の孤立などに警戒が必要です。
» ピンポイント天気予報

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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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参考資料など

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