ペロシ米下院議長(82)は17日、民主党指導部から引退すると表明した。中間選挙で民主党が下院多数派を失い、来年1月招集の新議会で議長退任が確実となる中、党指導部に残るかどうか注目されていた。下院議員としての活動は継続する。約20年にわたって民主党を統率してきたペロシ氏が指導部から退き、世代交代が加速しそうだ。
ペロシ氏は下院議場で演説し「新しい世代が民主党議員団を率いる時が来た。次の議会での民主党指導部再任は目指さない」と語った。
ペロシ氏は1987年に下院議員に就任。2007年に米国史上初の女性下院議長となった。10年の中間選挙で共和党に多数派を奪われ議長を退いた後、18年中間選挙で勝利して19年に議長に返り咲いた。
今月8日投票の中間選挙で民主党は多数派を失ったものの、予想を覆す善戦で共和党とは僅差にとどまる見通し。民主党内からは24年の次回選挙に向けて、統率力のあるペロシ氏の指導部残留を望む声が上がっていた。(共同)
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