岸信夫防衛相は19日の記者会見で、銃撃事件で死亡した実兄の安倍晋三元首相について「(防衛政策に与える)影響力が大きかった」とした上で、今後について「遺志を継いだ議員の活動もある」と述べ、政府の一員として引き続き防衛力強化を進めていく考えを改めて示した。
岸氏はまた、安倍氏の積極的な発信が防衛力強化を進める上で後押しとなったことを認めた上で、安倍氏の遺志を継いだ議員の活動について「そうしたことが追い風というか、バックアップになっていただける」との認識を示した。
岸田文雄首相が「国葬」の形で安倍氏の葬儀を行うと表明したことについては「親族としては名誉なことだと思う」と述べた。一部野党などから反対の声があることについては「さまざまな意見があることは承知している。最終的には首相の判断になると思う」と述べた。
10日に投開票された参院選の結果について「政府としてのコメントは控える」としつつ、争点の一つだった防衛力の強化について「(ウクライナ侵攻で)厳しい安全保障環境が連日のように報道され、わが国自身の防衛努力の重要性について、国民の間でも広く認識できたのではないか」と語り、理解が広がっているとの認識を示した。
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