JR西日本は31日、大阪府と和歌山県を結ぶ特急「くろしお」に使う車両の台車で、長さ約11センチの亀裂が見つかったと発表した。原因は調査中だが、ただちに破断につながる状態ではないという。同社は「入念な検査を継続していく」としている。
同社によると、亀裂があったのは283系車両。12日の定期検査で台車の鋼材部分に傷のようなものが見つか�り、メーカーによる詳細な調査を27日に実施。長さ11.2センチ、深さ0.7センチの亀裂だと判明した。
同社によると、台車は1996年製造。メーカーの川崎車両が緊急時の対応などを担っている。
JR西は国土交通省近畿運輸局へ報告。同じ種類の台車を使う他の車両についても順次、緊急点検などを進めるという。
列車の台車では、2017年にJR西の新幹線のぞみで走行中に異常音がし、点検の結果、亀裂が発見され、運輸安全委員会が重大インシデントに認定した。南海電鉄の特急「ラピート」でも19年、約14センチの亀裂が見つかった。
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