山口県阿武町の4630万円の誤入金問題で、町の代理人の中山修身弁護士が25日、法的な手続きを重ねて約9割を回収した経緯を取材に対してあらためて語った。特定が困難だった、ネットカジノの決済代行会社から「お金を払いたい」と町側に電話があったことを明らかにした。
「『税の滞納』がなければ、回収は困難だった」。中山弁護士はこう振り返った。町が糸口にしたのは、田口翔容疑者(24)=電子計算機使用詐欺容疑で逮捕=が滞納する税金に対する徴収権だった。
4月下旬、国税徴収法と地方税法に基づいて、田口容疑者の口座がある銀行に情報提供を要請。決済代行会社の3社が口座を持つ2銀行に多額の振り込みがあったことを把握し、3社の口座を田口容疑者のものとみなして、差し押さえた。
一方、3社の社名などは把握…
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