【ワシントン=田島大志】ロシアの侵攻を受けるウクライナの求めに応じ、スロバキアが地対空ミサイル「S300」を供与したことを受け、米政府は8日、代替システムとして地対空ミサイル「パトリオット」をスロバキアに配備すると発表した。
バイデン大統領は声明で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領からS300の供与を依頼されていたとし、「世界中の同盟国から能力の移転を進めるよう努めた」と強調。「ウクライナ軍が必要とする高度な兵器能力を提供する努力を惜しまないよう、(米政府内で)指示した」とも述べた。
米国防総省によると、米欧州軍から1基をスロバキアに再配置する。運用にあたる米兵を含めて数日中に到着する予定。ただ、同省のジョン・カービー報道官は8日の記者会見で「一時的な配備」と強調し、恒久的な態勢は今後、スロバキアと協議するとしている。
旧ソ連時代に開発されたS300はウクライナ軍が長年運用し、ロシアの侵攻後は制空権維持に活用している。
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