ウクライナのキエフ北部の街では、避難中の市民がロシア軍の発砲を受け、8人が死亡しました。一時停戦による「退避ルート」での市民の避難も実現していません。
ロシア軍の激しい攻撃が続くキエフ北部の街イルピンでは6日、避難中の市民8人が死亡しました。
イルピンの市長によりますと、ロシア軍の進軍を阻むため、ウクライナ軍が破壊した橋を市民が渡って避難している最中に発砲を受けたということです。
また、南東部のマリウポリなどで双方が一時停戦し、市民を避難させる「退避ルート」は、6日もロシア軍の攻撃が続き、避難はできなかったとウクライナ当局が明らかにしました。
一方、3回目の停戦協議は7日にも行われる見通しですが、双方の妥協点を見いだすのは、依然として困難な情勢です。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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