日本医師会(日医)の中川俊男会長は6日の記者会見で、「新型コロナウイルス感染症は全国的に第6波に突入したと考えている」との見解を述べ、「今回は新規感染者の増加スピードが極めて速い」と危機感を示した。
「想定を超える爆発的な感染拡大で重症者が増え、医療機関が対応できなくなる恐れがある」と警戒。政府に対して、入院・死亡を約30%抑える飲み薬「モルヌピラビル」の供給確保を要望し、日医は政府のコロナ対策に全面的に協力するとした。
都道府県の対応としては「今大丈夫ではなく、明日どうなるかを予想し、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の要請を準備しておくべきだ」と話した。オミクロン株を想定していない政府の「ワクチン・検査パッケージ」については、「仕組みを見直すべきだ」と指摘した。(原田遼)
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