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Tuesday, January 18, 2022

トンガ 2人死亡 支援物資輸送は火山灰に覆われ延期 NZ政府 - NHK NEWS WEB

南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な噴火で、現地の状況が依然として伝えられないなか、トンガ出身で、岩手県釜石市のラグビーチーム、「釜石シーウェイブスRFC」の元選手で通訳のマヘ・トゥビさんは、「生活に甚大な影響が出ているのは間違いなく、心配だ」と話しています。

トンガ出身のマヘ・トゥビさん(41)は、22年前に来日して選手として活躍。9年前、釜石シーウェイブスRFCに入団しました。3年前に選手を引退しましたが、その後もチームで通訳などを務め、現在は帰化して妻や子どもと釜石市内で暮らしています。

トンガには兄や妻の家族などが暮らしていて兄に安否を確認する連絡を何度か取りましたが、いまだに連絡が取れないということです。

また、噴火が起きた当時、妻がトンガにいる家族と電話していましたが、噴火と思われる爆発音とともに電話が切れてしまったということです。

マヘさんは、「家族は海から少し離れた場所に住んでいるのでおそらく無事だろうと信じています。ただ、火山灰の影響で飲み水が汚染されるなど生活に甚大な影響が出ているのは間違いないので、心配です」と話していました。

マヘさんは3年前の台風19号で岩手県内に大きな被害が出た際、泥を運ぶボランティアをしたということで、「釜石も震災や台風などで多くの人が被災しましたが、ここまで立ち直っているので、トンガも必ず回復できると信じています。本当はすぐにでも駆けつけたいですが自分なりに母国に何ができるか考えていきたいです」と話していました。

今回の噴火を受けて、シーウェイブスは試合を観戦できるスマートフォンのアプリでトンガへの義援金を募ることにしています。

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