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Saturday, November 27, 2021

再任の松井代表「支える側に回る思いだったが、もう少し先頭に立てとの声いただいた」 - 読売新聞

 日本維新の会は27日、大阪市内で臨時党大会を開催した。代表選を実施しないことを決め、松井代表(大阪市長)が再任された。先の衆院選で第3党に躍進するなど、党内には松井氏の実績を評価する声が多く、来年夏の参院選も「松井体制」で臨む。

 臨時党大会には、松井氏や馬場幹事長、吉村洋文副代表(大阪府知事)らが出席。他の国会議員や地方議員、首長らはオンラインで参加した。

 維新の規約によると、代表任期は国政選か統一地方選の投票日後90日までと規定。臨時党大会などで代表選を実施するかどうかを議決し、実施に反対が過半数となれば、代表は再任される。27日の臨時党大会では、出席した国会議員や地方議員らの電子投票が行われ、反対が319票と、賛成の151票を大きく上回った。

 再任決定後、松井氏は「支える側に回る思いだったが、もう少し先頭に立てとの声をいただいた。引き続き全力を尽くしていきたい」と語った。

 松井氏は2015年12月におおさか維新の会(当時)の代表に就任。これまで4度の国政選などで陣頭指揮をとってきた。

 先の衆院選後、松井氏は代表選を行うべきだとしたうえで、自身は立候補しないと表明した。だが、「ポスト松井」の筆頭格とみられている吉村氏も不出馬を明言。衆院選では議席数を公示前の11から41に増やして躍進しており、党内では、参院選も松井氏が先頭に立つことで党勢拡大が期待できるとして、続投を望む声が広がっていた。

 松井氏は20年11月に実施された「大阪都構想」の是非を問う住民投票が否決されたことで、23年4月の市長任期をもって政界を引退する意向も表明している。

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